■ 通勤や通学の“いつもの席”、ありますか?
皆さんは、通勤や通学でバスや電車に乗るとき、なんとなく「いつもの場所」が決まっていませんか?
いつもこの車両、この席、この辺の立ち位置。無意識でも「自分の定位置」がある人は多いでしょう。
そんな日常の中で、ある違和感をきっかけに自分の行動を変えたことで命が助かった、そんな実話を今回はご紹介します。
■ “なんとなく嫌な感じ”で、いつもの席に座らなかった
私の知り合いの方が体験した、不思議で少しゾッとする出来事です。
その人はいつも同じ時間、同じバスに乗り、決まって一番後ろの席に座っていました。いわば「いつもの席」ですね。
ある日、いつも通りバスに乗ったところ、すでにその席に誰かが座っていたそうです。
それだけなら珍しくない話ですが、その人曰く、
「なぜか、その時だけ強烈に“嫌な感じ”がした」
とのこと。
普段なら立っていても目的地まで乗るのに、その日はどうしても気分が悪くなり、途中の停留所で降りたのです。
■ その後、そのバスが事故に
後日、そのバスが交通事故に遭ったというニュースが入ってきました。
そしてもっと驚くことに、その事故で亡くなった方が、まさに“その人がいつも座っていた席”の乗客だったと知ったのです。
あとからそのバスに乗っていた別の乗客に聞いた話だそうですが、彼はこう語りました。
「あの時の嫌な予感がなかったら、私はあそこに座っていたと思う…」
■ 直感を信じることは、決してスピリチュアルな話だけではない
この話は決して「霊感」や「予知能力」のような超常的な力を信じているというわけではありません。
人間の脳は、言葉にならないレベルで微細な変化や違和感を感じ取る力があります。
それが「直感」と呼ばれるもので、特に危険や不安を察知する能力は、生き延びるための本能的なセンサーだとも言われています。
■ 「なんとなくおかしい」と思ったら行動を変えてみよう
この実話が教えてくれるのは、こんなことです。
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「違和感を無視しない」
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「予定変更を恐れない」
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「自分の感覚を信じる」
特に日々のルーチンに慣れていると、自動操縦のように過ごしてしまいがちですが、ちょっとした違和感に耳を傾けるだけで、思わぬ危険を避けられるかもしれません。
■ まとめ|直感は、あなたを守るサインかもしれない
通勤・通学の何気ない日常に潜む「直感のサイン」。
今回の話は偶然かもしれません。でも、「なんとなく嫌だな」と感じるその感覚が、実はあなた自身を守るメッセージだったとしたら…。
忙しい日々の中でも、自分の感覚に目を向けてみてください。
それが、チャンスや危機を見極めるヒントになるかもしれません。